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クリニックからのお知らせ

成人の麻しん風しんワクチン接種について

 現在、20代、30代の成人の方の風疹流行が社会問題となっています。
 厚生労働省は、当初成人に対して積極的にワクチンを接種するよう指導してきましたが、風疹の単独ワクチンはすでにほとんど流通しなくなってしまい、麻しん風しん混合ワクチンについても、現在大幅に流通量が減ってきてしまいました。
 ここへきて、厚生労働省は定期接種(小児のワクチン接種)を優先し、成人については抗体価の低い方のみの接種に限定するように方針を転換してきております。
 当クリニックでは、当初から成人の方には抗体価の測定をおすすめし、抗体価の低い方のみにワクチン接種を施行してきましたが、現状では小児のワクチン確保もかなり厳しい状況になりつつあります。
 成人の患者様におきましては、このような状況をご理解いただき、なるべくお子さまにワクチン接種ができるよう、抗体検査についてぜひご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

(7月10日掲載)

 

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